移植してきた

先日移植してきました。卵が解凍に耐えられなかったら…とか悪いことばかりが思い浮かんでしまって、前日はそわそわしてうまく寝付けなかった。そんな様子を察してか、夫は「うまくいくときはうまくいくし、いかないときはいかない。リラックスして臨もう。」と励ましてくれた。

GW前だったからか病院はめちゃくちゃ混んでいた。どうやらタイミングをはじめたばかりのような患者さん、何かの治療で1周期休まないといけないみたいなのだけど、看護師さんを質問攻めにしている。1周期も無駄にしたくないし、不安なんだろうな、気持ちわかる、よしよししてあげたい。と同時に、タイミングに大きな期待ができる、(不妊治療沼における)ピュアさがうらやましかったり、いつの間にか期待しないようになったり、どっしりと構えるようになってしまった自分に気付いたのであった。仕事でもいつもボロボロになることは多々あるけれど、その分できることが増えてよかった!とか前向きにとらえ直すことができる。ただ、こういう形での成長は全く望んでいなかったし、こんな辛さは知りたくなかった。

そんなことを考えながら、手術服に着替えて移植を待っていると、隣のベッドからキーボードを叩く音が聞こえた。こんな時間まで仕事してるなんてすごいな!まだまだ修行が足りませんでした。